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2005年04月22日

「撤収」-------?????

DSC_3576-main-2.jpg

※写真を左クリックすると拡大します。

約7~8分程の作品でも撮影には少なくとも5本以上の30分テープが使われます。

なんと言ってもビデオ制作で時間がかかる工程の一つに「撮影」があります。
台本が完成すると撮影のカット割り(香盤表とも言います)が決まり、いざ撮影となるのですが、絵コンテを現実のものとする為、照明さんが
デイレクターさんの満足するセッテングをカメラさんとモニターを見ながら決めていきます。

以前、こんなことが在りました。
某大手企業さんのプロモーションビデオを撮影していた時です。
なにぶん、撮影する素材が特殊なフィルムで、それを綺麗に左から右にカメラが
舐めていく(移動していく)シーンで、フィルムに照明を当てると変なハレーションが
起きたり、平面性を保つことが出来なかったりで、
当時新人のAD(アシスタントディレクター)さんが1時間以上掛けてそのフィルムと
悪戦苦闘し、やっとディレクターの満足するセッテングが得られ、
ディレクターさんがADさんに一言。
「OK、○○ちゃん、撤収」 ディレクターさんにしてみれば、
ADさんに「ごくろうさん、撮影に入るから そこどいてくれ」のつもりだったのですが、
セッテングに四苦八苦していたADさんの頭は完全にピーマン状態で、
なにを思ったか、セッテングしたばかりのフィルムをバラシ(剥がし)初めてしまいました。
その後、なにが起こったかは想像できると思います。
そのADさんも今や優秀な中堅ディレクターさんで、その後、何回かその企業さんの作品を手がけて貰いました。

ビデオ制作は撮影後、編集作業を経てMA(音入れ、ナレーション等)の後、
マスターテープに収録され、民生用のビデオテープ(VHS,β)にコピーされ、
のクライアント様に納品されます。

投稿者 soko : 2005年04月22日 11:31

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